多様性と個性
社員全員の活躍をサポートする、
AOのダイバーシティ

I.M.
コーポレート本部
ISID-AOの新卒採用を主に担当。

M.M.
エンタープライズITサービス事業部
9歳と7歳の2児の母。1人目は11か月、2人目は9か月の産休・育休を取得。時短勤務を経て、フルタイム勤務に戻る。

O.T.
プロダクトサービス事業部
2歳の双子を子育て中。4ヶ月の育休を取得後、フルタイム勤務に戻る。

T.M.
コーポレート本部
アメリカの大学(UCLA)を卒業。高校時代から留学し、海外で約8年間生活。
子育て時の上司・同僚のバックアップ体制

今日はインクルージョン&ダイバーシティに関する対談ということで、様々な部署から集まっていただきました。仕事をする上での男女の役割分担や、出産や子育てといったライフステージが変化していく中でどのように働いているかを中心にお話をしていただこうと思います。まず、職場で男女の違いを意識されたことってありますか?

性別によって担当業務が異なるみたいなことはないですね。個々のスキルや適正などに応じてということはもちろんありますけど。

私の部でもとくにないです。ただ、新しいサービスや製品を創造する部署のため、女性ならではの視点というのは様々な気付きがあって刺激を受けています。

妊娠中の働き方はいかがでしたか?

正直、体調が優れないときは仕事をするのが辛いこともありました。でも上司には、業務中でもしんどくなったら健康管理室で休んで、と気遣っていただいていたので気は楽でした。


O.T.さんは、双子のお子さんがいると伺っていますが、子育てにはどんな感じで関わっていますか?

積極的に子育てに関わっていきたいと思っているので育児休暇を取得しました。朝、子どもを保育園に送るのは私の役目なんです。今朝も保育園に送迎してから出勤しました。

O.T.さんは現場でバリバリ働いている印象があるんですけど、育児休暇を取得する際に周囲の反応はどうでしたか?

正直にいえば、上司は少し戸惑った面もあったと思います。それでも、すごく協力的に休暇中の体制構築や引継ぎの調整などを手伝ってくれました。おかげで休暇中は育児に専念することができましたね。

M.M.さんは育児休暇から職場復帰したときはどうでしたか?

復帰当初は自分に合った働き方を模索していましたね。子どもが熱を出して急遽休まないといけないときもありますし。上司と何度も意見交換を重ねて、バックアップや調整の効ききやすい業務にシフトすることができました。今ではお客さんも理解してくれてますし、すごく働きやすい環境だと思います。

海外での経験を持つ多様な人材との融合

当社は海外の大学を卒業した学生向けの採用イベントに参加していることもあって、毎年、数名の海外大学卒業の新入社員が入社しています。多様な個性を持った組織でありたいという思いから続けている取り組みです。

新サービスを考えるには今までにない発想が重要です。だから海外卒の若手が持ってるグローバルな感覚というのはとても刺激になります。物怖じせず、しっかりと自分の意見を主張する点も良いですね。

確かに自己主張がしっかりとできる若手が多いです。ちなみにT.M.さんも海外の大学を卒業されたんですよね?

はい、高校から大学まで約8年間アメリカに在住していました。

それぐらい長くアメリカで生活していると、日本の会社で働くことに不安もあったんじゃないですか? ずっと日本で暮らしてきた上司と上手くやっていけるか、とか。


とくになかったです。私の場合は上司も留学経験がありましたからね。入社してからも不安を感じたことはないです。

海外の大学を卒業した学生に個性の強さを感じるケースは多いかもしれませんが、結局のところ国籍や留学経験といった属性ではなく、個々のキャラクターなんだと思いますよ。AOは、社員一人ひとりの個性を尊重し、アドバイスしたり指導したりする風土があると思います。

そうした多様性を重んじる姿勢は、社内の制度にも及んでいるのでしょうか?

はい。人材採用については意図的に多様な人材を採用するように考えていますし、新卒社員を指導する先輩社員に向けては多様化する人材や働き方を理解するような研修も設けています。

なるほど。仕組みとして多様な人材を認めているのですね。

社員それぞれがありのままに個性を発揮できる環境づくり

I.M.さんは採用活動を含めた人事に関する部門にいらっしゃいますが、今後、社の職場環境をどのようにしていく予定ですか?

市川社長も話していますが、顧客企業はどんどんグローバル化を進展させています。そしてお客様が求めるものはますます多様かつ複雑になってきています。そういった中で私たちならではの価値を提供していくためには、多様な文化や価値観を受け入れることは不可欠です。社員それぞれがありのままに個性を発揮できる環境づくりを常に整えながら、人事側として会社の成長を支援していきたいと考えています。

※社員の所属は、取材当時のものです。